ジョアン・カンセロ、ナーゲルスマン監督解任報道に驚きつつ「感謝を伝えたい」

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　木曜日の夜にユリアン・ナーゲルスマン監督解任報道が駆け巡る中、ポルトガル代表の一員としてリヒテンシュタインとの、ユーロ予選に臨んでいたジョアン・カンセロは、試合後の記者団からの質問に「驚いたよ。全然知らなかった」と『Sport TV』に対して語った。ただすでにその目は未来を見据えており、「ナーゲルスマン監督に感謝の気持ちを伝えたい。僕を誘ってくれた監督でもあるし」と述べ、「彼の今後の多幸を祈っているよ。」と言葉を続けている。

　ただ入団当初は華々しいデビューを飾った２７歳のポルトガル代表ＳＢだったのだが、しかしながらマンチェスター・シティからバイエルン・ミュンヘンにレンタルで加入して以降、これまで９試合に出場しているものの定位置確保にまでは至っていない。ただその後任として最有力視されているトーマス・トゥヘル監督は、現行の３バックではなく４バックを主体とする指揮官であり、それはむしろジョアン・カンセロにとっては好都合といえるだろう。

デ・リフトらオランダ代表離脱、グラフェンベルフら追加招集

　その一方でオランダ代表に参加していたマタイス・デ・リフトが、代表内で蔓延するウィルス性の感染症によりコーディ・ガクポ、スフェン・ボットマン、ヨエイ・フェールマン、バート・バーブルッヘンらと共に離脱。代わりにバイエルンで同僚のライアン・グラフェンベルフをはじめ、今冬にオランダ代表に復帰したロナルド・クーマン監督はキエル・スヘルペン、ステファン・デ・フライを追加招集。早速金曜夜に迎えるフランス代表とのユーロ予選で初陣を飾る。