トゥヘル監督、カンセロを先発起用。ニャブリやマネらは引き続きベンチ

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　まだ様々な選択肢があるにも関わらずバイエルン・ミュンヘンのトーマス・トゥヘル監督は、週末のボルシア・ドルトムント戦からわずか３日後のドイツ杯８強、ＳＣフライブルク戦においてわずか１つのポジションだけの入れ替えを行った。今回先発から下りたのは左サイドバックのアルフォンソ・デイヴィースであり、そして代わりに起用されたのは今冬にマンチェスター・シティより加入したジョアン・カンセロ。

　その理由についてトゥヘル監督は、「デイヴィースの交代はパフォーマンスとは関係のないものだ」と説明。カナダ代表として参加していた長距離移動による疲労を考慮したのものであり、またカンセロについては「体調もよく、良いフィーリングをもてている」ことが交代を決断させた理由だったようだ。

　特にトゥヘル監督はここのところカンセロに対する賛辞を口にしており、「私はジョアンを非常に気に入っているよ」「彼がここにいるのは本当に嬉しいね」と強調。ただマンチェスター・シティからバイエルンへの移籍により「多くの変化」の中に身を置かれたことが影響を及ぼしていると考えており、「ただそれは普通のことだよ。当然のこと。きっと彼ならばトップレベルのプレーで貢献してくれるものと確信している」と期待感を示す。

　その一方でそれ以外の選手たちについて変更がなかったことについては、トゥヘル監督は試合開始前のスカイとのインタビューにて、「プレーした選手は引き続き再先発に値するものだ」と評価。ただ逆にいえば出場機会を待つサディオ・マネ、セルゲ・ニャブリ、復調しきれていないジャマル・ムシアラらがまだしばらくベンチスタートとなることを意味する言葉でもある。