2023/04/28
バイエルン、今夏ジャパンツアー実施。川崎フロンターレと対戦

©︎IMAGO/Ulrich Wagner
またブンデスリーガの行方は見えていないが、しかしながら来シーズンに向けた動きは既にいくつか具体化をみせている。この夏の準備期間をバイエルン・ミュンヘンは、テーゲルン湖畔と東京で過ごすプランであることが明らかとなった。
チームにおける流れや新戦力たちの融合、そして何よりトーマス・トゥヘル監督の教えを深く理解するため、この夏のバイエルンではかず多くの課題に臨んでいかなくてはならない。その場所が今回はテーゲルン湖畔、そして東京で行われることになるという。バイエルンは7月15日から20日にかけてまずはテーゲルン湖畔にて準備を開始、そして24日から11日間にわたってアジアに向けて出発。そこでは2008年以来となる日本訪問が実現する。オリヴァー・カーン代表は「準備期間をテーゲルン湖畔で行うことは伝統的となっており、またそれと同時に世界中のファンへ、生で選手たちを体感してもらいたいとも思っている」と説明。
昨年では米国ツアーを実施したバイエルンは、今回は日本に加えてもう1カ国アジアを訪問する予定となっており、こちらについてはまだ未定。またテストマッチは3試合行われる予定となっており、今の所は川崎フロンターレ以外は決まっていない。マーケティング・ディレクターを務めるアンドレアス・ユング氏は「バイエルンはアジアに巨大なファンベースを有しており、それらは継続的な成長をみせているところです。これらの地域における私たちのサッカーに対する情熱の維持、そして現地のチームとともに人々へインスピレーションを与えていけたらと考えています」と語った。
バイエルン、同時にアリアンツ・アレナ拡張も計画
その一方でバイエルン・ミュンヘンはこの夏にも、本拠地アリアンツ・アレナにおける収容人数の拡大を計画しているという。ドイツの大衆紙ビルトが報じた情報によれれば、北側のブロックにある2500の座席4500の立ち見席に変更することで最大7万7000人まで動員可能としたい考えだが、しかしながらドイツ通信社によればまだ、ファンとの間で合意には至っていないようだ。ちなみに2015年に同スタジアムは7万1168人から現在の動員数まで増加。ドイツでの最大収容人数を誇るのはボルシア・ドルトムントのシグナル・イドゥナ・パークで、8万1365席(うち立ち見席は2万8337席)