2023/05/19
トッテナムの後任SD候補に、バイエルンのマルコ・ネッペ氏も浮上

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新たなスポーツディレクターを模索するトッテナム・ホットスパーでは、その視線をドイツへと向けており、ファビオ・パラティチ氏の後任としてティム・シュタイテン氏とともに、マルコ・ネッペ氏の名前も浮上しているところ。
ひとまずバイエルン・ミュンヘンではこの不満足なシーズンをせめてタイトル獲得で締めくくるべく、リーグ戦残り2試合に集中していくということに変わりはないのだが、ただその一方ではシーズン終了後にクラブ首脳陣が今回の問題と責任を明確にしていくこともまた望まれており、そのなかで注目される人物の一人がこのマルコ・ネッペ氏ということになる。
2014年にスカウトとしてバイエルンでのキャリアをスタートさせた36歳は、2021年末からテクニカルディレクターへと就任。そのため当然のことながらマタイス・デ・リフト以外はぱっとしなかった昨夏の移籍期間における失敗の責任を負うことにもなる。特にサディオ・マネをはじめとして、ライアン・グラフェンベルフやヌゼア・マズラウイも決して期待に応えているとは言い難い。
だがどうやらそれでも国際的な評判に傷をつけるようなことはなかったようで、キッカーが得た情報によればオッフェンバッハ出身の36歳に対して、トッテナム・ホットスパーが関心を示している模様。特にトッテナムではユベントス時代での金銭スキャンダルからパラティチSDが退任しており、3月末に退任したアントニオ・コンテ監督と同様に、こちらの後任人事にも追われているところ。
なお英紙ガーディアンによればレヴァークーゼンでチームマネージャーを務め、ジモン・ロルフェス競技部門鳥島略の右腕を担ってきたものの突如3月なかばに退団が発表されたティム・シュタイテン氏への関心を伝えており、さらにメディアの報道によれば2人のドイツ人に加えて39歳のイギリス人、ブレントフォードFCのリー・ダイクス氏も候補としてあがっているという。