グラードバッハ、バイエルンIIから１９歳のアルメニア代表グラント＝レオン・ラノス獲得へ

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　バイエルン・ミュンヘンのセカンドチームに所属するグラント＝レオン・ラノスが、ボルシア・メンヒェングラードバッハへと移籍することが明らかとなった。まだ正式な発表こそなされていないがキッカーが得た情報によれば、今夏をもって契約を満了する１９歳のアタッカーは、早ければ来週にもルーカス・ウルリヒ、ユリアン・ヴァイグルに続く、３人目の新戦力として発表される見通し。

　２０１８年にドルトムントからバイエルンに移籍した同選手は、これまでブンデス４部相当４４試合に出場して２３得点をマーク。ここまで得点ランク４位につけており、今年３月にはアルメニア代表としてもデビュー。センターフォワードのみならずトップ下や、ウィングなどでもプレーが可能であり、ヘルタから加入する若きSBウルリヒとともに、グラードバッハでトップチームでの出場機会獲得を目指したいところ。特にグラードバッハではテュラムとシュティンドルが共にフリーで退団するというチーム事情もある。

ハネス・ヴォルフ「双方にとって厳しい状況」

　その一方でグラードバッハのハネス・ヴォルフは、「ここに３年間いるけど、でももうちょっと両者にとって厳しいんじゃないかな」とスカイに対してコメント。来年まで契約を残す２４歳のＭＦは、「当然どうしていくのか思いを巡らせている」ことを明かし、「これといったこたえ」を導き出せれば話し合いを行うことになるとの見方を示した。「現時点での残留はどうだろうね。具体的な話し合いはないわけだから」