グラードバッハ、バイエルンIIから１９歳ＦＷグラント＝レオン・ラノス獲得

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　既報通りにバイエルン・ミュンヘンのセカンドチームに所属するグラント＝レオン・ラノスが、ボルシア・メンヒェングラードバッハへと移籍することが明らかとなった。今夏をもって契約を満了する１９歳のアタッカーは、ルーカス・ウルリヒ、ユリアン・ヴァイグルに続く３人目の新戦力として、２０２７年までの契約を締結したことが発表されている。

　２０１８年にドルトムントからバイエルンに移籍した同選手は、これまでブンデス４部相当４４試合に出場して２３得点をマーク。ここまで得点ランク４位につけており、今年３月にはアルメニア代表としてもデビュー。キプロス戦で２得点を挙げており、センターフォワードのみならずトップ下や、ウィングなどでもプレーが可能。これからはヘルタから加入する若きSBウルリヒとともに、グラードバッハでトップチームでの出場機会獲得を目指したいところだ。

　同選手は「この大きなクラブの一員になれたことはとにかく嬉しい。この素晴らしいクラブの一員となることにとても興奮しているし、これはキャリアにおける大きなステップ。めいっぱいモチベーションとコミットメントを持って臨む覚悟だ」と述べ、「ヴィルクスSDからはとても熱心に声をかけてもらい、ボルシアのスタイルに確信を抱かせてくれた。この期待に応えトレーニングや試合で自分をアピールし、全力を尽くして早くチームの中で自分の居場所を見つけたい」とコメント。

　特にグラードバッハではテュラムとシュティンドルが共にフリーで退団するというチーム事情もある中で、ヴィルクスSDは「攻撃の中心のところでも、中盤の位置でも使うことができる、非常に興味深い、才能をもった選手だ」と評価。「ブンデス４部相当で非常に活躍をみせており、ここでさらに高いレベルでの取り組みを希望している。そのためのサポートを我々は行っていきたい」と語った。

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— Borussia (@borussia) May 24, 2023