バイエルン：リュカ・エルナンデス、パリ・サンジェルマンと移籍で合意か

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　リュカ・エルナンデスがこの夏にも、バイエルン・ミュンヘンを退団する可能性ができてきた。伝えられるところによればフランス代表ディフェンダーは、すでにパリ・サンジェルマンと移籍で合意に達しているという。２０１９年にクラブ史上最高額となる8000万ユーロで獲得した際、締結された契約期間が来シーズンいっぱいとなっていることからも、その去就が注目されていた２７歳のレフティ。流れとしてはむしろ、契約更新にあるとみられていたのだが、しかしながら３月初めに長期離脱中にある同選手への絆という意味でも早期に示されたオファーから、いまだ音沙汰はない。

　このまま延長とならなければ十字靭帯断裂から半年が経過し、チーム練習に部分的に参加するなど、トゥヘル監督から「いかにプロであるか。日々とても感心させられる」取り組みをみせ、「リーダー的存在の復帰を心待ち」にされている状況であっても、それでもなおこの夏には契約延長か、それとも売却に踏み切らなくてはならないのか。同じフランス代表ＤＦで共にＣＢ／ＳＢでプレー可能な、同じく来季まで契約を残すベンヤミン・パヴァールと共に、バイエルンはその判断を求められることになる。ちなみにＣＢ陣に目を向けてみると、オランダ代表マタイス・デ・リフトとの契約は２０２７年まで、フランス代表ダヨ・ウパメカノとの契約は２０２６年まで。