2023/05/26
トゥヘル監督、パリSGとの噂浮上のエルナンデスについて「私の中では何も変わらない」

©︎IMAGO/Philippe Ruiz
ブンデスリーガ最終節を前にバイエルン・ミュンヘンでは、リュカ・エルナンデスに関する話題が浮上している。だがそれは決して半年ぶりにカムバック劇を果たすという意味合いでは無い。「それならばあまりに無責任なものであろう」と語ったトゥヘル監督は、昨冬のカタールW杯参加中に負った十字靭帯断裂からの回復経過について、接触プレーは避けたチーム練習に部分的に、1回あたり30分程度と軽めに参加するなかで「手応えを自分自身が感じられるようにすることだ。その点においてチームとの練習を重ねていくことは重要だよ」と説明している。
ではこれがバイエルン・ミュンヘンでの最後の練習となっていくのか?先日に母国フランスのメディアでは、パリ・サンジェルマンと同選手が移籍ですでに合意に達していると報道。特にバイエルンとに契約は来季に最終年度へと突入するために、この夏の動向へと必然的に注目が高まることになる。ただ別の言い方をするならば、許可なく他クラブとの交渉は認められないはずであり、「見出しには驚いたね。本当かどうかは私は知らない」とトゥヘル監督はコメント。
「ただ私として言えることは、私自身が思い描く計画としては、エルナンデスはその中で重要な位置を占めているということ。彼は私にとって絶対的な主力選手の1人であり、その点においては何ら変わったところなどない」と言葉を続けた。ちなみに2019年にアトレチコからクラブ市場最高額8000万ユーロを投じて加入して以降、エルナンデスは度重なる負傷も考慮しながら出場可能な197試合のうち107試合のみしか出場できていない(出場率41.2%)。