2023/07/26
注目のハリー・ケインとサディオ・マネについて、バイエルン会長がコメント。

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現在バイエルン・ミュンヘンはアジアツアーを行なっている最中にあるが、その一方でこの夏の移籍市場における活動にも無論余念はない。トーマス・トゥヘル監督が語っているように常にコンタクトは取り続けており、ミュンヘンではヤン=クリスチャン・ドレーセンCEOが対応しているところ。特にバイエルンの注目ポイントとしてはやはり、昨夏に移籍したロベルト・レヴァンドフスキの穴埋めを果たすべく、大物フォワードの獲得。つまりはトッテナムに所属するハリー・ケインの獲得だ。
当然ながらこのことについてヘルベルト・ハイナー会長があまり多くを語るようなことはなかったのだが、それでも日本でのマーケティングを行なっている中で、同CEOは「ブンデスリーガでは国際的なスター選手が少なくなっており、それはブンデスリーガとしての国際的なマーケティング活動に影響を及ぼすものだよ」とコメント。その上で改めてケインについて「バイエルン・ミュンヘンとしては常に、国際的なスター選手を獲得したいと考えており、ハリー・ケインはイングランド代表主将であり、得点王だ。我々のみならずひいては、ブンデスリーガ全体にとって好影響をもたらしてくれると思うね」と言葉を続けている。
その一方で昨夏にレヴァンドフスキに代わる大物として加入していたサディオ・マネについては、すでに移籍の可能性が取り沙汰されており、「確かに加入初年度は決して満足のいく結果ではなかった。全ての関係者が一致団結して臨まないとね」と、暗に報道内容をほのめかす発言も行った。キッカーではすでにお伝えしている通りセネガル代表主将には、サウジから2つのオファーが寄せられており、ただマネ自身は欧州でのプレー続行を重要視している模様。バイエルンとしては高給取りの選手を高額な移籍金で手放したいところだが、果たして2人のベテランストライカーにはこの夏、どのような結末が待っているのだろうか。