2023/08/02

バイエルンのハイナー会長、オリヴァー・カーン元代表との「友好的」和解を明らかに

©︎IMAGO/Crystal Pix

 新シーズンに向けた戦力補強に注力すかたわらで、バイエルン・ミュンヘンはオリヴァー・カーン元代表との契約解消で合意に達していたことが明らかとなった。これはヘルベルト・ハイナー会長が、ドイツのスポーツ雑誌シュポルト・ビルトに明かしたものであり、「シーズン終了後に、オリヴァーと何度かやりとりをして、契約解消で和やかな合意へと達したよ。全てが友好的だった」と強調。

 最終節での解任劇は世間の注目を大いに集める結果となったが、それでも「カーン氏はバイエルンのレジェンドであることに変わりはなく、だからこそ全てのことについてフェアに、解決していくということが重要だったのだ」と言葉を続けている。なお2020年にFCバイエルンの代表に就任していたカーン代表は適切な和解金を手にすることに。後任はCFOを務めていたドレーセン氏で、カーン氏の前任者ルメニゲ氏は現在、顧問として移籍活動などのサポートにあたっている。

 今年5月27日に劇的な逆転劇でブンデスリーガ優勝を果たしたケルン戦直後、キッカーではバイエルンがカーン代表とサリハミジッチ取締役との契約解消について報道。まもなくしてそれは正式に発表されており、その優勝の場にいた後者とは異なり、その場にいることさえ叶わなかったカーン代表は「人生で最悪の日」とコメント。病欠とされていたが実際は異なっていたようで、「落ち着いて全てのことについて話し合いたい」との考えを示していた。 

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