ポステコグルー監督、ケインについて「デッドライン？それは移籍市場の閉幕時だ」

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　日曜日に行われたシャフタール・ドネツクとのテストマッチにおいて、トッテナム・ホットスパーはいかにハリー・ケインが重要な存在であるかを、改めて知る結果となった。まずはＰＫ、そしてヘディング、さらに左足でのシュートに続き、この日４得点をマークしてみせた３０歳のイングランド代表は、８０分にピッチを後にする時には観客から割れんばかりの拍手・喝采でピッチを後にした。「彼は世界最高のストライカーの１人で、ファンタスティックな選手。ただこのチームのスタイルも彼にプラスに働いているよ。それはチャンスの多さをみればわかることだ」と、ポステコグルー監督はコメント。

　ただその一方で金曜夜にはバイエルン・ミュンヘンから、トッテナム首脳陣に決断を迫ったとの報道もなされているが、これについては「期限というのは１つしかない。それは移籍市場の閉幕を意味するものだ」と強調。ケインやクラブ首脳陣とは定期的に連絡をとり、そして「何か変化があれば知らせるように伝えている」とのことで、「今日はいかにハリーが、変わらず精力的にプレーしているか。それを皆さんも目にしたことだろう」と述べている。

　だがバイエルン側がケインに対する強い関心をここのところ幾度も公言していたことには難色を示しており、「他クラブの選手のことについて、私が口にするようなことは決してない。だが私がいるのはバイエルンではないからね、あちらがどうするかは、あちらの好きにすればいいさ」と牽制。その信条は獲得間近といわれる、ヴォルフスブルクのミッキー・ファン・デ・フェンに対する話題でも貫いており、決して名前を出すことはなく「我々には間違いなくセンターバックが必要だ。１人ないし２人ね」とだけ語った。