トッテナム、バイエルンからのオファーも三度ＮＯ。駆け引きは継続へ

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　どうやらバイエルン・ミュンヘンはハリー・ケイン獲得に向けて、突破口を見出すことができなかったようだ。月曜午後に英紙アスレティックが報じたようにトッテナム・ホットスパーからは、バイエルンが最後に提示したオファーにも断りが入れられている。

　金曜日にバイエルンからかけられた再アプローチの内容は、キッカーが得た情報によてば１億ユーロを超えるものだったようで、実現すればブンデスリーガ史上最高額での獲得選手となるはずだったが、しかしながら”タフな交渉人”として知られるダニエル・レヴィ会長は納得せず、ただキッカーが得た情報ではこれが最終決断ではないようで、これからも駆け引きは継続していくことになりそうだ。

　実際にバイエルンの交渉におけるポジションは依然として優位であることに変わりはない。ケインとトッテナムとの契約はあと１年で、ケイン自身はバイエルンとの移籍で合意。来夏にフリーで失うことになれば、それはレヴィ会長にとっても負いきれないレベルでの責任となることだろう。

　いずれにしても今週末にＤＦＢスーパーカップが控えるバイエルンとしては早い決断を求めており、またブレントフォードとプレミア開幕戦が控えるケイン自身も同様に早い決断を待ち望んでいる模様。そしてもう１つはっきりとしていることは仮にケイン獲得が果たせなくとも、バイエルンとしては是が非でもセンターフォワワードの獲得を果たしたいということだ。