2023/08/18

遠藤航獲得迫るリヴァプール、さらにバイエルンのグラフェンベルフにも関心

©︎IMAGO/Lackovic

 リヴァプールFCではジョーダン・ヘンダーソンをはじめファビーニョ、ナビー・ケイタ、ジェームズ・ミルナー、アレックス・オックスレイド・チェンバレンと、この夏では5人の中盤の選手が退団している中で、いまだ確保できた中盤の選手はドミニク・ソボスライとアレクシス・マックアリスターのみ。獲得を希望していた2選手、ブライトンのモイセス・カイセド、さらにはサウサンプトンのロメオ・ラビアを巡る争奪戦でもチェルシーに軍配が上がる流れのなか、「スカイ・スポーツ』の評論家、ジェイミー・キャラガー氏からは「恥ずべき」とクラブ首脳陣に厳しい批判の声が寄せられていた。

 そんな中でイェルグ・シュマッケSDは自身が精通したブンデスリーガより、 まずはVfBシュトゥットガルトでキャプテンを務める30歳のベテラン、遠藤航の獲得に間近のところまで迫っているようで、さらに若手という点においてもバイエルン・ミュンヘンに所属する、ライアン・グラフェンベルフに引き続き関心を示しているようだ。昨夏にアヤックスから加入した若きオランダ代表だが居場所を見出すことはできておらず、さらにトゥヘル監督がボランチ獲得を希望するなかで来夏のユーロを見据え出場機会の確保を求めているところ。それをリヴァプールの地で求めることになるかもしれない。

 ただ問題は果たしてバイエルンが、実際に希望するようなボランチを確保できるのかどうか。ちなみにここまでバイエルンで浮上している新たなボランチ候補の選手たちは、PSVアイントホーフェンのイブラヒム・サンガレ(25)、レスター・シティのウィルフレッド・ンディディ(26)、ベンフィカ・リスボンのフロレンティーノ(23)、レアル・マドリードのオーレリアン・チュアメニ(23)。ただいずれも獲得のためには、それ相応の移籍金額が必要となってくることもあり、いまだ実現の目処はついては立っていない。

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