2023/09/22
2023/08/28
キス騒動のルビアレス会長擁護のルメニゲ氏に、St.パウリ相談役会会長「あり得ない」

©︎IMAGO/Oliver Ruhnke
ブンデス2部FCザンクトパウリのサンドラ・シュヴェドラー相談役会会長は、ドイチュラントフンクに対して日曜日に、バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルメニゲ氏が、スペインのルイス・ルビアレス連盟会長をめぐるキス騒動に関し発言した内容について、「ありえない」と厳しく非難した。
先週末に行われた女子ワールドカップ決勝でイングランドを下し優勝を果たした後、メダル授与式でスペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長は壇上にて、ジェニファー・エルモソ選手の唇におもむろにキスをし国内外から批判を浴びることに。だがルメニゲ氏はむしろルビアレス会長に理解をみせ、「世界王者になると相当の興奮状態に陥ってしまうもの。そこで彼がしたことは、こういっては申し訳ないが、問題ではないものだよ」と過敏に反応をしすぎているとの見方を示している。
ただ現状として81人もの女子サッカー選手のストライキを宣言、さらにFIFAもまた規約違反による懲罰手続きなどにも発展をみせて中、それでも「問題ではないという認識を示すこと」自体を問題視。「そもそもサッカーの組織における構造は、長年にわたり男性によって構築されてきました。今回のルメニゲ氏の発言では、このような背景を利用した押し付けという認識が全くできていない」と言葉を続けている。