2023/09/01
リヴァプール:グラフェンベルフ獲得間近、サラーにはサウジから「オファーはない」

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先日にはVfBシュトゥットガルトから遠藤航を獲得したばかりのリヴァプールFCから、同じくブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに所属しているライアン・グラフェンベルフが加入することになりそうだ。これは移籍専門家のファブリツィオ・ロマーノ氏が報じたもので、21歳のオランダ人MFは金曜日にリヴァプールにてメディカルチェックを受け、そして5年契約にサインする見通しだという。すでに選手本人とユルゲン・クロップ監督も話をしているとのこと。
2010年から飛躍を遂げたアヤックス(公式戦通算92試合に出場)から2022年に、バイエルン・ミュンヘンへと加入したグラフェンベルフだが、思うような出場機会を得られない状況に以前には移籍希望を公言した背景もあり、現時点ではジョシュア・キミヒ、コンラッド・ライマー、レオン・ゴレツカの次ぐ4番手に甘んじているところ。さらにバイエルンではこの夏にボランチ補強を視野に入れるなかで、中盤補強をめざすリヴァプールとの思惑が一致したようだ。
クロップ監督、サラーにサウジからオファーは「ない」
またアストン・ビラ戦を前にした記者会見でユルゲン・クロップ監督は、サウジアラビアからのモハメド・サラーへの関心に関する噂について再び質問が寄せられており、「なにも変わりはない。私の知る限りオファーはないし、これ以上言うことはない」とコメント。どうやらこちらについてはこのままプレミアリーグの舞台にとどまることになりそうだ。ただ英紙アスレチックなどは口頭ながら、ボーナスを含めると1億7500万ユーロに上ったものの即座に拒否されたという。