2023/09/12
トニ・クロースの二の舞?レアルがバイエルンのデイヴィースに関心

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レアル・マドリードがバイエルン・ミュンヘンに所属する、アルフォンソ・デイヴィースに関心を示しているという。確かにバイエルンは主力選手を売却するようなクラブではなく、選手を迎え入れるかあるいはクラブとして手放す選手を選んでいくことが原則だ。とりわけ2014年のワールドカップ優勝後、トニ・クロースを2500万ユードでレアル・マドリードに引き渡したことは、その後に大きな後悔の念を抱かせる事になる。あまりにも安売りで中盤の戦略家を手放してしまったのだ。
そしてそれにアルフォンソ・デイヴィースも続くのだろうか。スペインのマルカ紙によれば同じ成功をレアル側は狙っているようで、俊足のカナダ代表サイドアタッカーはバイエルンとの契約を2025年まで残していることから、仮に今シーズン中に契約延長に漕ぎつけられない限り比較的安価で契約最終年度を前に売却を迫られるかもしれない。
レアルでは中盤は非常に層が厚いもののサイドバックはその限りでなく、例えばカルバハルは体調面も含めて不安定で、左のメンディはマルセロの穴を埋める印象は残せていない。加えてアンチェロッティ監督が採用する現在のシステムでは、サイドアタッカーの重要性がより増している傾向にもある。
またレアル・マドリードとバイエルン・ミュンヘンとの関係性は非常に良好で、これまでにも非常に活発にやりとりがなされてきた。たとえばクロースがレアルに移籍すると、シャビ・アロンソがバイエルンに加入し、その後はレアルはハメス・ロドリゲスや、アルバロ・オドリオソラをバイエルンにレンタル。一方で2021年にはレアルはバイエルンから、ダヴィド・アラバをフリートランスファーにて獲得した。