2023/10/02
フロイントSD、ボアテングの復帰視野にあることを認める。「最善策をみつけたい」

©︎IMAGO/Smith
ジェローム・ボアテングはもうすぐ、バイエルン・ミュンヘンのユニフォームを再び着ることになるかもしれない。日曜日から、元ドイツ代表センターバックはゼーベナー通りでのトレーニングを再開。現在はかつて長年プレーしたクラブへの復帰が検討されており、「2〜3日以内にはゼーベナー通りでトレーニングを行い、その後、彼との再度の話し合いを持ち、関係者全体にとって最善の選択肢を検討したい」とスポーツディレクターのクリストフ・フロイントは語った。
2021年にバイエルンを離れた後、オリンピック・リヨンでの不安定な時期を経て、今年の夏からフリーエージェントとなったボアテングは、トーマス・トゥヘル監督が抱く守備陣の薄さへの不安を補う期待がかかっているところ。「わずか1週間前には3人のセンターバックが負傷していた、今後数週間、冬まで何が起こるか分からないため、我々は解決策を探していた」とフロイントSD。
クラブはボアテングに対して「バックアップとしての役割」を想定しており、「我々はバイエルンの選手層が薄いことを認識しており、彼が必要な場面で役立つとみている。マタイス・デ・リフト(膝に怪我)はフロイントSDによれば「数日間はまだ戻ってこないだろう」と述べており、また、ダヨ・ウパメカノ(恥骨の問題)とキム・ミンジェ(軽度の筋肉の不調)は、土曜日のライプツィヒ戦(2-2)で復帰したが、まだ完全にフィットしていないという。
ただボアテングが最近、特にプライベートで問題を抱えていたことは、一部のファンにとっては懐疑的な見方がされているが、その問題は現在の考慮事項ではほとんど影響を与えていないようで、フロイントSDは「現在、その問題に関する法的手続きは停止している。それは彼の私生活の問題であり、私たちにとっては大きな問題ではない」と述べ、「もちろん意見もそれぞれあるだろうが、しかし現時点では無罪推定が適用される」と説明。最近、バイエルン州最高裁判所はボアテングの体罰および侮辱に関する有罪判決を取り消し、再審理の決定を下した。