2023/10/17
ノイアーとシュポ=モティングの回復と契約状況、マズラウイは問題発言で物議

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多くの同僚たちが代表戦参加のため不在というなかで、主将マヌエル・ノイアーは長く続く復帰への道の、その最後を踏み出そうとしているところだ。ここ数日はウルライヒやペレツらと共に通常のGKとしての練習をこなしているノイアーは、このまま負荷を維持しつつ普段の状態にもどしていくため、アマチュアの方にも参加しているところ。
来週末には医師からのゴーサインが得られる見通しで、ただインツ、ガラタサライ、あるいはダルムシュタット戦などでの可能性については選手自身の決断にもよるところ。まずはノイアーの体に耳を傾けることをクラブ首脳陣も望んでおり、そのため来夏までとなっている契約についての話し合いは、年明けにも予定されており5度の世界最優秀GKに対するクラブからのリスペクトは計り知れない。
また筋肉系の負傷のため急遽カメルーン代表参加を見合わせた、エリック=マキシム・シュポ=モティングについては、個別調整を行いながら回復をまっているところであり、これまでの在機器期間の多くをバックアップとして務めてきたベテランストライカーについては、パフォーマンスはさておき何よりもその雰囲気作りに定評がある模様。若手テルの台頭も相まって、まだ少額でも移籍金が手に入る今冬にも、条件次第では売却に応じるかもしれない。同じくブーナ・サールについても退団の流れだ。
マズラウイのパレスチナ支持投稿が物議
一方でモロッコ代表に参加中のヌゼア・マズラウイが、日曜日に見出しを飾った。それは痛み分けに終わったコートジボワール戦に関するものではなく、自身のSNSを通じて進行中のイスラエルとの紛争でパレスチナ人の勝利を願う動画を配信したことについてだ。その後にドイツ通信社が英語で入手した情報によれば、あくまでマズラウイは平和と正義のために努力することを強調。
ただ今回のパレスチナ人にのテロリストによる攻撃で1300人以上が死亡する中で所属するバイエルンは即座にイスラエルを危惧する内容を投稿。そして今回についてもすでに「マズラウイに連絡をとった。今は代表参加中なのでアフリカにいるが、詳細は声明はまた帰国後に発表する予定」であるとドイツ通信社に明かしている。「すべての選手がバイエルンの価値観を共有しているはずだ。そして我々はイスラエルへのテロ攻撃直後にそれを公に明確に発表しており同時に我々は中東の全ての人々の平和的共存を望んでいる。」