パリ五輪の表彰台を目指して、ティエリー・アンリ氏がフランスＵ２１代表監督就任。

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　ティエリー・アンリ氏がフランスＵ２１代表監督に就任することが発表された。すでにここ数日この憶測が流れていたなかで、フランスサッカー連盟（FFF）は、月曜日の夜遅くに今回の契約を正式に発表。U-21欧州選手権準々決勝のウクライナ戦でまさかの敗退を喫し契約を更新しなかった、シルヴァン・リポール監督の後任として２年契約を締結、アシスタントコーチにはリーグ・アンジェでコーチを務めていたジェラルド・バティクル氏が就任する。

　ル・パリジャン』紙によれば、アンリの目標は少なくとも母国で開催されるパリ五輪で表彰台に上ることにあるようで、かつて世界の頂点に、そしてクラブシーンでは欧州の頂点にたった元ストライカーの加入は、同国全体に勢いをもたらすことになるかもしれない。ただまずは次回Ｕ２１欧州選手権出場に向けた予選が控えており、。9月7日にデンマークとの親善試合、さらにその4日後にはスロベニアとの予選開幕戦が待っているところだ。

　かつてベルギーＡ代表のアシスタントコーチを務めた経験もあるアンリ氏は、監督としてのキャリアはＡＳモナコでの失意の時間と、ＭＬＳのCFモントリオールでの1年半弱を有しており、今年に入ってからは主にテレビの評論家として活動。最近ではユリアン・ナーゲルスマン監督がパリ・サンジェルマンの監督候補に挙がっていたとき、フランスのメディアではアンリ氏をを共同監督候補として挙げていた。