2023/09/11

標高3600m以上、アンデス山脈での戦いでリオネル・メッシ温存か?

©︎AFP via Getty Images

 標高の高いラパスの薄い空気の中でサッカーを行うことは、おそらく多くのサッカー選手にとってはあまり好ましいことではないだろう。標高3,600メートルを超える高地に築かれたエスタディオ・エルナンド・シレスは、ボリビア代表の試合会場として普段から利用されており、これまでその対戦相手の多くがその対応に追われたところ。そして今回それに直面しているのが、カタールワールドカップで優勝を果たした、アルゼンチン代表だ。

 実際にそのワールドカップ優勝へと導いたリオネル・メッシも、今回の遠征に帯同してアンデス山脈に降り立ってはいるものの、ただアルゼンチンメディアによれば今回の試合への出場には懐疑的で、この夏より加入したインテル・マイアミでの出場が重なっていることや、前述の高地での試合による負担を36歳となったベテランについて配慮することは、むしろ理にかなったものだ。スカローニ監督は「経過を見守っていこう」と述べるにとどまった。

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