2023/10/01

アヤックス、2試合連続で試合中止。今回は相手GKが心肺停止状態に

©︎Getty Images

 土曜夜に行われたオランダ1部エールディビジ、RKCヴァールヴァイクvsアヤックス・アムステルダムセンにて、ヴァールヴァイクのGKエティエンヌ・ファーセンが、アヤックスのブライアン・ブロビーと激しく衝突。

 そこで頭部を強打して動くことができず、その後に医療スタッフが防水シートで覆われる中で意識回復を行い、両チームの選手たちには涙を浮かべる者もいました。ただその後、担架によってピッチ外へと運び出された際には、すでに28歳のオランダ人選手は既に意識を取り戻して反応も示していた。

 そして選手自身はさらなる精密検査のため病院へと搬送され、また試合自体はアヤックスが3−2でリードした後半84分に、主審の判断によって中止された。RKCヴァールヴァイクはSNSにて、「非常にショックを受けている」とし、またアヤックス側も「我々は側にいる。これはサッカーよりも大切なことだ」と強調。モッセルフェルト監督によれば「意識を失ったのは心臓とは直接関係はなく、あくまで頭部の打撃によるもの」と説明。

 ちなみにアヤックスはこの1週間前に行われたフェイエノールト・ロッテルダム戦でも、後半途中に主審が中断の判断を下しており、このときの理由はアヤックス・ファンから火器類が幾度となく投棄されたため。結局水曜日から0−3とフェイエノールトがリードした状態で再開され、最終的にはアヤックスは0−4での敗戦を喫している。

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