2023/10/09

リーグ1:試合中の足元で爆竹爆発、クレルモンのGKが担架で運ばれ試合中止

©︎IMAGO/PanoramiC

2023年10月8日、フランス・リーグ1第9節のモンペリエ対クレルモン戦で、衝撃的な事件が発生した。後半アディショナルタイム、モンペリエのサポーターからクレルモンのゴールキーパー、モリ・ディアウの足元に爆竹が投げ込まれ、ディアウは爆発で倒れ、担架で運び出された。

 またクレルモンのDFネト・ボルジェスは、モンペリエのサポーターに中指を立てたため、VARの介入を受けて退場。クレルモンの他の選手たちはピッチを離れて、ロッカールームに向かい、事件から約40分後には主審のフロラン・バッタ審判員から試合中止が宣告。ディアウは「重度のトラウマ」を負ったとされている。

 モンペリエのセキュリティ担当者はクレルモンのクラブ医と協議して中止を決定したと説明、「40年の間、このような状況に直面するのは初めてです。これは私たちにとって初めてのことです。状況をさらに悪化させないよう。クラブがどれだけの損害を被るかを想像できません」

この事件は、リーグ1で過去に起こった同様の事件を連想させる。2022年2月には、マルセイユのディミトリ・パエーがニースのファンから瓶を投げつけられて負傷し、試合が中止になった。モンペリエでの試合の扱いはまだ不明であり、また選手の状態についても全面的なサポート」を約束したのみで、追加の情報は特に提供されていない。

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