2023/10/12

サウジ大本命の2034W杯、オーストラリアとインドネシアが招致に向け協議

©︎Getty Images

 先日2030年FIFAワールドカップの開催地として、スペイン、ポルトガル、モロッコのみならず、南米でも試合が開催されることを受け、昨年に開催されたばかりのアジア大陸が再び、早くも2034年度に再びワールドカップを開催する可能性が俄然高まった。とりわけそこでの有力候補となっているのが再び中東、今回はサウジアラビアが大本命と見られているところ。すでに大会開催の申請を行っているのに加えて、アジアサッカー連盟からの支援を受けている状況にある。

 そのほかに開催に向けて関心を示しているといわれてきたのがオーストラリアだったのだが、さらにここにきてインドネシアも浮上。共同招致と言う形でオーストラリアとの開催について協議していると、同国のエリック・トヒル会長が認めた。オーストラリアの日刊紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」の中で「オーストラリアと協議している」とコメント。さらに「私がマレーシアとシンガポールを訪問したとき、両国とも参加に関心を示した」という。

 言及した4カ国による共同招致の可能性に加えて、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランドという第2の案もあるようだが、ただ後者2カ国は先日に女子ワールドカップを開催したばかり。またインドネシアのサッカーはここのところ繰り返し話題となっており、特にジャワ島のスタジアムで集団パニックが発生し、100人を優に超える人々が死亡した事件は記憶に新しいだろう。なお提出期限か今月末まで。

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