チェフェリンＵＥＦＡ会長、人種差別の過激化危惧「政府レベルでの対応を」

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　フランクフルトで行われたブックフェアに登壇した、ＵＥＦＡのアレクサンダー・チェフェリン会長は改めて、欧州のスタジアムにおける差別などの問題点について指摘。「９５％のひとたちは、純粋にサッカーを愛する人々」とした上、「それ以外の５％は、自分たちのもつおろかなイデオロギーを見せるために利用とする」と非難。こういった問題への対策のためには、「政府レベルでの支援が必要となる」との考えも併せて述べている。

　特に同氏はクロアチアのリエカにテオ行われたラトビア代表戦において、クロアチアのサポーターによるに旧ファシストウスタシャ政権の禁止旗が掲揚された点について指摘。「彼らは全員、政府によって刑務所に送られました。おそらく、これらの愚か者に対して異なる反応をする時期が来たのかもしれません」と、クロアチアサッカー協会に罰金と部分的無観客処分という形で対応した、ＵＥＦＡのトップは語った。