2023/11/03

元フランス代表DFママドゥ・サコー、監督と衝突の末にモンペリエ退団

©️imago images

 フランス1部モンペリエHSCは木曜夜、ママドゥ・サコーとの契約を双方合意の上で解消することを発表した。その理由としてこの10日間ほど、クラブはミシェル・デル・ザカリアン監督との衝突を巡りてメディアを騒がせてきたことに言及しており、ただ「報道内容とは反しサコーに出場停止処分は下されておらず、クラブ内で10日間熟考を重ねた結果で、我々は契約関係を解消することに合意した「と説明した。かつてリヴァプールやクリスタルパレスなどでプレーしてきたベテランの今後は不明となったまま。

 一方で同じ木曜日にサコー自身が自らのSNSを通じて投稿した内容は興味深い。「リスペクトされなくなった時には、そのテーブルから離れる術も身につけておかなくてはならないもの」と33歳のディフェンダーはコメント。伝えられるところではデア・ザカリアン監督との関係が悪化したのは2週間前のことで、フランスメディアによるとデア・ザカリアン監督が口論となり「泣き虫め」と言ったところ、サコーがほうきを監督にぶつけたという。

 「先週、トレーニングセンターで起こったことについて、僕は一切の責任を負うものではなく、本日をもってモンペリエを退団することを決定した。このファミリークラブで2年間過ごし、チームメイトやアカデミーの若手たちとハイレベルな経験を楽しく共有したし、カロッティSDやファンやスタッフの皆さんからのサポートに心から感謝している。そしてニコラン会長は彼は亡き父と同様、私の心に近い価値観と原則をもっており、私たちは男として出会い、男として別れることになります」とサコーは言葉をつづけた。

その他のリーグ その他のリーグの最新ニュース