2021/01/07
エジルが意味深投稿?新天地はフェネルバフチェか
トルコのメディアが報じたところによれば、メスト・エジルはどうやらフェネルバフチェ・イスタンブールへの移籍へと迫っているようだ。『Demirörören Haber Ajansi(DHA)』によると、既に3年半の契約、年俸500万ユーロ以上の金額にて合意へと達しているという。
しかしながら同選手の代理人はこれについて反論。「我々は今、全ての数字を詳細をもって、オプションをチェックしているところだ。」と、ESPNに述べており、「1月の退団となればアーセナルと話さなくてはならない。これから1週間〜10日ではっきりとするだろうがね。今は市場が開かれており、物事が一気にすすむ可能性はあるさ」と語った。「それに夏まで残る可能性だってあるし、それから退団もありえるよ」
2013年にレアル・マドリードから移籍金4700万ユーロにて加入したエジルだが、もはやアーセナルにおいて将来性を見出すことはできない状況が続いており、最後にアーセナルで出場したのは3月上旬のこと。アルテタ監督からは、ヨーロッパリーグのみならず、プレミアリーグのメンバーからも外されており、いまやセカンドチームを主戦場としているところだ。
そのためアーセナルとしてはおそらく、移籍に向けて特に障害を設けることはないだろうが、しかしながらオーバメヤンに次ぐクラブ2位の高額年俸を手にしているエジルがどう判断するか。当初トルコ移籍報道へエジル、フェネルバフチェ側もリアクションをみせてはいなかったのだが、しかし火曜夜にイスタンブールへといる自身の様子をTwitterにて投稿。その下には「この街・・・」と意味深なメッセージも添えられている。
なおイングランドでは、オンライン・マガジン『football.london』より、前日にエジルが米国MLSのクラブ、DCユナイテッドへの移籍に向けて交渉中であると報道。同クラブについては、この夏にも元ドイツ代表MFに対する関心が伝えられていた。