2021/08/07
沈黙を破ったケイン、グアルディオラ監督は関心を認める
確かにハリー・ケインは今もなおトッテナム ・ホットスパーの選手であり、そして土曜日から再び練習に参加することを、本人が宣言している。だがそれで全ての事態が収束を見るということは、まずないだろう。ケイン自身は「予定通り」という明日の合流だが、英紙ガーディアンによれば、むしろこの宣言にトッテナムサイドは驚きを覚えているという。
同紙によればスパーズは、ケインとは今週月曜日に復帰することで合意していたものの、実際にはバハマでの休暇を続けた後、フロリダへと移動。にもかかわらずツイッターにて、沈黙を破り行った同選手の投稿には、「トレーニングへの参加を拒否なんかしていないし、これまでだってそんなことはしたことがないよ」と記されていたのだ。
ほぼ全てのメディアではハリー・ケインはマンチェスター・シティへの移籍を強く希望しており、そしてクラブのオーナーであるダニエル・レビー氏との間では、今夏に移籍可能となる「紳士協定」の存在も伝えられているところ。またケインはゴールを量産しているにも関わらず、一部のファンからはあまり好意的にみられておらず「僕のプロ意識を疑うような発言」で傷ついたという。
おそらくはトッテナムとしては、希望する条件にて同じプレミアリーグ内で、売却するほかないだろうが、ただ前述のレビー氏自身はそれに反対。
一方で買取り条件を満たすことのできる、有力な移籍先候補であるマンチェスター・シティのグアルディオラ監督は、「彼に関心をもっている」と認めつつも、「トッテナムに話し合う用意がなければ、この話は終わるよ」とコメント。先日にグリーリッシュをプレミア史上最高額で獲得したものの、それでもさらに1億ユーロを超える金額でケインも購入する用意はあるようだ。