2023/12/09
2022/12/24
マテウス・クーニャ、アトレティコからウォルバーハンプトンへ

©️IMAGO/NurPhoto
アトレティコ・マドリードではなかなか思うように事が運ばなかったマテウス・クーニャが、これからはウォルバーハンプトン・ワンダラーズへと移籍することが明らかとなった。これはウルブスのロペテギ監督が認めたものであり、23歳のアタッカーは今夏までの半年間、レンタルにてプレミアリーグへと戦いの舞台を移すとのこと。なお契約には買い取りオプションも含まれているようだ。
今季リーグ戦では11試合に出場するもうち9試合は途中出場となるなど(チャンピオンズリーグ5試合は全て途中から)、かつてRBライプツィヒやヘルタ・ベルリンなどで活躍していた米国人選手が新天地を模索したことは驚くべきことではない。それでも自身のインスタグラムでは「アトレティコ、心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。ここには素晴らしい選手たちがいるし、リラックスさせてくれる素晴らしいファンたちがいる」とコメント。
ただ「サッカーは他の仕事と同じようなもので、そこには確かな責任者がいて、上下関係があり、そして決定者がいるなかで、自分自身も決定を下さなくてはならないもの」と、おそらくシメオネ監督へのチクリもいれつつ、「僕の心は常にアトレティコにあるよ」と強調したが、形式上はレンタルのため復帰の可能性は残されてはいるもののシメオネ監督の共闘の可能性はここからはあまり感じられない。