トッテナムオーナーのルイス氏、インサイダー取引容疑で起訴

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　トッテナム・ホットスパーのオーナーで、現在はバハマに住むジョー・ルイス氏は、およそ６０億ユーロを所有すると言われるなど、イギリスで最も裕福な人物の１人と言われているところ。そして２００１年に彼の持ち株会社であるENICはトッテナム・ホットスパーの株式の過半数を購入して以降、クラブを左右する立場にある８６歳だが普段は物静かであまり表舞台に出るようなことはない。

　ただ最近ではバイエルンからの関心が伝えられるハリー・ケインについて、もしも延長の応じないのであれば売却するようレヴィ会長に要望したとの見出しを久々に飾ったところだが、さらにここにきてもう１つ大きな話題が飛び込んできた。インサイダー取引によってニューヨークの連邦検事局が起訴したことを火曜日に発表。

　ダミアン・ウィリアムズ検事によれば、ルイスは長年にわたって「企業の役員室へのアクセス権を乱用し、恋愛関係のパートナー、個人的なアシスタント、自家用パイロット、友人たちなどに内部情報を繰り返し提供」した結果、巨額の利益をもたらしていたと訴えた。