2023/07/26

グアルディオラ監督、主将と2人のACの退団に「すぐそっぽを向かれるんだ」

©︎AFP via Getty Images

 インテル・ミラノとのチャンピオンズリーグ決勝を制し、悲願の欧州三冠を達成したマンチェスター・シティ。あの日からおよそ7週間が経過しようという現在、アジアツアーの一環として日本で古巣バイエルン・ミュンヘンと対峙したペップ・グアルディオラ監督は、改めて「再び達成できるように、我々はまた一歩一歩トライし続けていかなくてはならない」と意気込みをみせた。だがここでの疑問は残る。いったいどの選手たちでその戦いに臨むことになるのだろう?

 この夏に夢だったバルセロナ移籍を叶えた主将イルカイ・ギュンドアンの穴埋めには、すでにマテオ・コヴァチッチをチェルシーFCから迎え入れたが、ただピッチの内外にわたり高い評価を受けていたドイツ代表MFの移籍は大きな痛手となる可能性がある。特にマンチェスター・シティでは2人のアシスタント、ロドルフォ・ボレル氏はMLSオースティンFCのSDに就任することを決め、そしてエンツォ・マレスカ氏はレスター・シティの監督へと就任。「私のアシスタントには、いつ何が起こるかなんてわからない。面倒をみててもすぐそっぽを向かれてしまうんだよ」と冗談で返した指揮官。今はビセンス氏と共に脇を固める仲間探しに「数人」がピックアップされているという。

 さらに選手面についてもまだ不確定要素は残されているところ。特にリヤド・マフレズについてはサウジアラビアのアル・アハリから、そしてカイル・ウォーカーについては今回対戦したバイエルン・ミュンヘンが獲得に動いており、それ以外にもジョアン・カンセロ、ベルナルド・シウバ、アイメリク・ラポルテといったレンタルからの復帰組の将来も未定。現在マンチェスター・シティではライプツィヒから、CBヨシュコ・バルディオル獲得を目指すもなかなか進展が見られていない。ちなみにチャンピオンズリーグ決勝で負傷したケヴィン・デ・ブライネについては「かなり良くなっている」とのことで、週明けには再び練習に参加する見通し。

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