イングランド代表監督、マグワイアへの周囲からの反応に怒りを露わ

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　火曜日に行われたスコットランド代表戦後、３−１でアウェイ戦を制したにもかかわらずガレス・サウスゲート監督は、「選手がこのような扱いを受けたことは見たことがない」とハリー・マグワイアに対する反応に怒りを露わにした。マルク・ゲヒに代わり途中から出場した３０歳のセンターバックに対して、対戦相手のスコットランドのファンたちからは、パスが通るたびに嘲笑と皮肉を込めて歓声が送られており、さらにオウンゴールをおかしてしまったことは、事態を鎮静化させるものとは逆効果を生み出してしまっている。　

　「ただね、スコットランドのファンに対して、私は苦言を呈しているのではないよ」とサウスゲート監督は強調。「あまりにも冗談のような、ばかげた扱いを受けつづけてきた結果が、これだ。それはスコットランドファンによるものではなく、我々の国のコメンテーターや評論家、そのほかの人たちによるものだ」と言葉を続けた。「彼はここ数十年で２番、目に成功したイングランド代表において、絶対的要となる選手だったんだ。彼はまさにトッププレーヤーであり、我々全員が彼をサポートしている。」

　マグワイアは今夏所属するマンチェスター・ユナイテッドからキャプテンを剥奪され、ウェストハムへの移籍も取り沙汰されたものの頓挫。１−３で敗れたアーセナル戦では今季初となる出場を途中から果たしていたが、その際には相手ファンからも称賛を受けている。