「金目当ての人間は去った」涙みせたリシャルリソンがメンタルの問題を明かす

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　トッテナムでは今シーズンから、そしてブラジル代表でもつい最近から、攻撃的思考をもった監督がチームを率いるようになったものの、それでもリシャルリソンはいずれのチームでも今季、まだゴールネットを揺らすことができていない。そのため先日に行われたワールドカップ予選、ボリビア代表戦において交代を告げられていたとき、涙を浮かべていた同選手についてそれ上に深読みする者はそういなかったはずだ。

　しかしながらこの話はそれだけにとどまるものではなかったようだ。ブラジル紙『O Globo』に語ったところによれば、「いまは家は少し安定はしているよ。金目アタの人間たちは、もう僕の周りにはいないから」とコメント。伝えられるところでは、リシャルリソンは代理人との決別を敢行した模様。「あの悲しみをみせた瞬間、それは決してプレーが悪かったからというわけではないんだ。むしろピッチ外で起こったことについてだよ」と２６歳は吐露。

　そしてこれからはイングランドに戻って、「心理学者の助けを借りようと思っているんだ。それで頭の中を強化していきたいと思っている」との考えも明かした。昨季プレミア２７試合に出場していたリシャルリソンはわずか１得点にとどまっており、この夏にはハリー・ケインが退団し奮起が期待されたものの、ここまで開幕から４試合でいまだ無得点の状態が続いている。