2023/09/30
パッとしないアーセナルの象徴、ハヴェルツ。公式戦いまだシュート無し

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すでにタイトルを獲得し、いまだ負けなし、リーグ戦ではまさに思い描いたようなスタートをきったはずのアーセナルFCだが、しかしながらこれまでの数週間を実際に称賛の言葉で表現するサポーターは、おそらくかなり少数にとどまることだろう。いったい何がアルテタ監督率いるガナーズに不足しているのか。その憶測が飛び交うなかで、どうしても避けて通れない話題の1つこそ、カイ・ハヴェルツだ。これまでリーグ戦ではただの一回もシュートを放つことさえできず、本来の力を発揮できていないチームの象徴的存在の一人となっているところ。
アルテタ監督は金曜、「我々は出来る限り彼を支えていき、そして彼のそばによりそって、術を授けて自信を与えて、そしてそのポテンシャルを引き出せるように出場機会を与えていこうとしていると説明。「彼のプレーには、非常に優れたポイントがたくさんあるが、しかしまだ改善点もあることもまた明らかなことではある」と言葉を続けた。「彼はこれからチームに溶け込んでいかなくてはならない。いまはまだ新しいポジションに慣れているところであり、そしてまだ新しいチームメイトとは3・4回ほどしかプレーしていないのだよ」
特にチェルシー時代やドイツ代表とは異なり、ハヴェルツはアタッカーというよりむしろ中盤での起用となっており、3枚の左側でプレーしているところ。それ以外の起用法は検討されていないのか?これにアルテタ監督は特に語ることはなかったが、それではこれからも引き続き同様の形で出場機会を与えていくつもりなのだろうか?ライバルであるガブリエル・マルティネッリとレアンドロ・トロサードは、土曜日のAFCボーンマスとのアウェイゲーム(午後4時、kickerで生中継!)で怪我から復帰するかもしれない。同時に、エバートン戦(1-0)とトッテナム戦(2-2)で起用された、ファビオ・ヴィエイラもさらなる出場を求めている。