2023/10/01

共にパッとしないマンUとチェルシー、左利きの守備の主力が共に長期離脱

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 ここまでマンチェスター・ユナイテッドの守備を支えてきた選手といえば、当初は178cmという身長の低さが指摘されていた、リサンドロ・マルティネスだ。特にエリック・テン・ハフ監督は同選手と、アヤックス・アムステルダム時代に指導していたこともあり、25歳のレフティは即座に主力の座を射止めることに成功したものの、しかしながらこれから2ヶ月ほど離脱を余儀なくされる事が明らかとなった。これは4月に負っていた足の負傷によるもので、当時はまだ完治しきれておらず9月はじめのアーセナル戦、ブライトン戦、そしてCLバイエルン戦でも痛みをこらえながらのプレーを強いられており、その結果で今回の判断へと至ったようだ。

 なおチェルシーFCもまた、こちらは少なくとも1ヶ月は守備を支えるレフティを、不在というなかでシーズンの戦いを余儀なくされることとなる。昨年に2度、大腿の負傷を抱えてワールドカップ出場のチャンスも逃してしまったベン・チルウェルが、リーグカップのブライトン戦にて再び大腿を負傷、ポチェッティーノ監督は「医療スタッフから残念な知らせが届いた」と明かし、ただ今回はちょうど代表戦期間がはさまれることから欠場する試合数は、3試合か4試合程度で済みそうだ。ちなみに両クラブのもう1つの共通点は開幕でのつまづきであり、マンUとチェルシーともに開幕から6試合で早くも3敗目を喫しているところ。

チェルシー、メインスポンサーに「インフィニット・アスリート」

 その一方でチェルシーからは明るい話題も伝えられた。契約満了となった通信会社「スリー」の後任メインスポンサーとして、米国のスポーツテクノロジー企業「インフィニット・アスリート」が続くことになるとのこと。2023/24シーズンまでの1年間有効で、約4,500万ユーロを受け取ることになるがボーナスも存在するようだ。またクラブによれば「私たちは共にテクノロジーの改善を提供します。同社はTempus Ex Makina の最先端のスポーツビデオおよびデータテクノロジーと、パートナー企業Biocoreによる画期的なセキュリティ、およびパフォーマンス分析を組み合わせているのです」と説明した。

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