「楽しいサッカー人生だった」エデン・アザールが現役引退を表明

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　これまでフリーの状態が続いていたエデン・アザールが、現役生活にピリオドを打つ決意を固めた。３２歳となった元ベルギー代表は「自分自身の胸に耳を傾け、適切な時期が来たならば決断を下すべきだろう」と、インスタグラムにて投稿。２０２２年にはすでに１２６試合出場した母国代表からの引退を発表していた卓越したテクニシャンは、２０１９年に１億ユーロという金額で加入するも、度重なる負傷などでその高い期待値に応えきれていなかったレアル・マドリードから、この夏に契約満了をもって退団していた。

　ＯＳＣリールでキャリアをスタートさせたアザールは、２０１２年から２０１９年まで在籍したチェルシーにて、そのダイナミックなプレーで大きな足跡を残しており、２０１５年には選手、リーグ、ジャーナリストの満場一致で年間最優秀選手賞を獲得。２度のプレミア制覇とＥＬ優勝を残して、移籍金１億ユーロという金額でクリスチアーノ・ロナウドの後継者として、レアル・マドリードから背番号７が貸与される形で迎えら得ていた。だが在籍４年間で出場したのはわずか公式戦７６試合のみ。得点にいたっては７ゴールにとどまっており、改めて１６年のキャリアを振り返って「夢がかなったよ」と総括。「そして楽しむことができてよ」と言葉を続けている。