イタリアの賭博騒動：ファジョーリに７ヶ月の出場停止。トナーリとザニオーロは？

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　すでにスタイスポーツが報じていた通り、イタリアサッカー連盟はニコロ・ファジョーリの弁護士が、7か月の出場停止処分について連邦検察庁と合意したことを明らかにした。12,500ユーロの罰金も加わるが、ただそれでもスポーツ法典第24条に対する違反の最低刑罰３年を大幅に軽減したものとなる。報告書によると、10月11日以来公式捜査を受けているファジョーリが、検察庁への全面的な協力をするとともに、ギャンブル依存症との戦いに自ら取り組む意欲を示したことがプラスに働いたようだ。ユベントス側は「「クラブ、チームメイト、家族、そして側にいてくれる専門家のサポートを受けて、ニコロは大きな責任感を持って治療とトレーニングのプロセスに取り組み、無事に復帰できるだろうと我々は強く確信している」との声明を発表。

　一方でファジョーリに対する捜査が明らかとなったその翌日、サンドロ・トナーリとニコロ・ザニオーロについても同様に捜査が公とんされており、スパレッティ代表監督は両選手へ即座に帰国を命じた。アボディスポーツ大臣は「帰国という判断は保護という意味も含めて正しい判断だ」とコメント。トナーリの顧問ジュゼッペ・リソ氏は、選手によりそった協会会長ら所属クラブに感謝を示すとともに、「サンドロは動揺しているが、すでに闘いを始めている。彼の最も重要な病気との戦いが始まった。彼はこの戦いに勝つ。彼の経験が彼をきっと救ってくれるはずだ」と述べている。ただザニオーロに関してはまだサッカー賭博行為について否認を続けたまま。