父親が誘拐されたルイス・ディアスに、わずかながら希望の光

©️IMAGO/PA Images

　日曜日に行われるルートン・タウンとの一戦を前に金曜日に行われた会見にて、リヴァプールＦＣのユルゲン・クロップ監督はルイス・ディアスの復帰の可能性について、特に明らかにすることはなかったが否定することもなかった。母国コロンビアで両親が誘拐され、まだ父親については行方不明ではあるものの水曜、そして木曜の練習には傘下しており、水曜日に行われたリーグカップ戦準々決勝ボーンマス戦では、チームメイトらと一緒にいたという。

　「彼が我々とともにトレーニングを行なっていたその様子を見る限りでは、良い感じであることはみてとれたものの、ただそれと同時にあまり眠れていないこともまた見てとれていた」と、クロップ監督はコメント。「だからどういった状態にあるのか、今後はどういった流れになっていくのかを、しっかりと見極めていく必要があるんだ」と言葉をつづけた。

　あとは選手自身によるところでもあるだろう。なおコロンビア政府がすでに明らかにしているように、民族解放軍（ELN）の左翼反政府勢力は、警察が接近する中で誘拐犯は母親を車の中に置き去りにしたものの父親を拉致。ただ同団体の代表者が拉致被害者を、数日中に解放さるだろうと述べたとも言われているところ。