2023/12/09
2023/11/13
今月21日に話し合い:プレミアリーグとファイナンシャルフェアプレー

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11月21日はプレミアリーグではピッチ外でも興奮に包まれることになるだろう。そこでプレミアリーグの20クラブの首脳陣が集まり、特に新しい移籍ルールについて話し合い、投票を行う予定。そしてそこではチームは今後、パートナークラブ、つまり同一のオーナーを持つクラブから選手を借りることの禁止が問われることになる。
特にこの夏にウルヴァーハンプトンからサウジのアル・ヒラルに移籍したルーベン・ネベスが、数週間前よりサウジアラビアの政府系ファンドPIFが同クラブと共に発言権をもつニューカッスル・ユナイテッドへのレンタルの噂が浮上。そこへの影響が注目されるところだ。
とりわけ先日にトナーリに対して10ヶ月の出場資格停止処分言い渡された一方で、プレミアリーグの財務規定により、1月に単純に高価な買い物をすることはできないことがその主な理由。しかもPIFは爆買いで旋風を巻き起こしたサウジの首位アル・イティハド、2位のアル・ナスルについても同様に発言権をもつ。
とはいえ、おそらく必要な14の賛成票が集まる事はないだろう。プレミアリーグではその他のクラブの多くもまた、他クラブにも関与しているコンソーシアムの手に渡っているケースが非常に多いため。ただそれでもニューカッスルではすでにファイナンシャルフェアプレーにおける優位性を確立しているとの疑惑ももたれており、いずれにしても同クラブの今冬の移籍についてはより注視される事に変わりはないだろう。