2019/01/17
前半戦での開幕5連敗を払拭したいシャルケ
再びシャルケが動き出した。後半戦に向けた仕上げを行うために、テデスコ監督や選手たちは、ここホームのゲルゼンキルヒェンにて取り組んでいくことになる。日曜日のホーム戦の相手はヴォルフスブルクであり、前半戦のような悪夢のような開幕とは、全く異なるものをみせたいところだ。
バスティアン・オチプカは「とても重要なことだと思うよ。後半戦での出だしから、もっとうまくやれるところをみせていきたい。前半戦では残念ながら5連敗だったしね。後半戦では出だしから、全く異なるものを見せていきたいと思うよ」とコメント。これまでにもいくつかの対処をみせてきたシャルケだが、冬季期間はこれまでを振り返る時期でもある。できる限りを尽くして、後半戦に臨みたいところ。
「準備期間での練習では先にフィットネスルームで100%打ち込んでウォーミングアップをし、練習に集中して臨んでいた。今はいろいろ練習をしているところで、フィットネスルームでは回復をはかっているところだよ。食事のこともうまく考えながらね。良い生活のリズムを保つというのはいいことだし、睡眠の専門スタッフもいてくれるしね。こういったことをうまくやるというのは、特に過密スケジュールでは重要なことだ。それでそういった中での試合で100%の力を出せる。プロフェッショナルさを増していくということだね」とオチプカ。
一方で昨季2位のクラブにかかるプレッシャーはある。13位と順位表の下段に甘んじているところだ。「プレッシャーは前半戦からあったよ。あれだけネガティブな試合があって、特に開幕からあれだけ負けてしまったのだから。シャルケで期待されているものではないし、プレッシャーは大きくなる一方だったよ」
さらに後半戦ではチームの中心的存在を失うこととなった。ナウドがモナコへと移籍。多くの支持をよせていたファンの動揺はまだみてとれる。「チームの中で彼は本当に素晴らしい人間性をみせてくれたよ。ただ別の道に行きたいという気持ちはアクセプトするしかない。僕としてはとても残念に思う。ぜひ一緒にいたかった」
そう語ったオチプカだが、「でもこれもサッカー。来る人がいれば、いく人もいる。レオン、ティーロ。これもビジネスさ。僕たちとしては、チームとしてこの穴を埋めていかないと」と前を向いており、これから再び動き始めたシャルケとしてはこの半年で、悪夢の開幕ダッシュからの軌道修正を果たしていきたい。