2019/01/23
シャルケファンも、フェアマンの先発降格は「正しい決断」
2019年度、FCシャルケ04のゴールは、とりあえずはこの男に託されることとなった。アレクサンダー・ニューベル。年明けよりシャルケ首脳陣は先発ゴールキーパーの入れ替えを行うことを決断。すなわち主将ラルフ・フェアマンを外すというサプライズ人事となった。
シャルケファンの一人は、「少なくとも正しかったとは、いえるのではないかな。ここ数試合でフェアマンが物足りなかったことが理由としてあげられており、私は彼のファンなんですが、でもこういった責任もまた時には負わなくてはならないものでしょう」とコメント。
また別のシャルケファンは「思い切った決断だと思いますね。結果的にはうまく穴埋めができましたが、しかしまったく逆の結果だってありえたわけですから。まだ今後の成り行きを見守っていくことにはなるでしょうね」との見方を示した。
バックアップから先発へ。ただ今回は至極当然という入れ替えというわけではなく、まさに大きな決断の1つということになった。ただそこでヴォルフスブルク戦から勝利をおさめたことにより、ひとまずは落ち着きを手にすることができたとは言えるだろう。この判断を受け入れるフェアマン自身にとっても。
「フェアマンがニューベルの支えとなっていた部分もあったでしょうし、また彼はスポーツマンとしてのフェアな精神をもった選手。またシャルケのゴールをフェアマンが守る日がくると思いますよ」と最初のシャルケファンの男性。
だが主将であり、リーダー的存在であり、長年シャルケに在籍してきた唯一の選手でもあるフェアマンは、ひとまずはベンチに座ることを余儀なくされた。ひとまずは若手アレクサンダー・ニューベルが、このままシャルケのゴール前に立つことになる。