2019/06/28
シャルケが新体制発表、シュナイダー氏が語る移籍状況、新監督、新TD
木曜日に行われたFCシャルケ04のプレスカンファレンスでは、来季より監督として就任するダヴィド・ワグナー氏、テクニカルディレクターとして就任するミヒャエル・レシュケ氏、そしてプロ選手部門のコーディネーターとしてサシャ・リーター氏が、マネージャーを務めるヨッヘン・シュナイダーより発表された。
ただその席では、ボルシア・メンヒェングラードバッハへの移籍成立間近とも伝えられている、クラブ史上最高額で獲得したブレール・エムボロをはじめとして、来季に向けたチーム作りにも話が及んでおり、まずエムボロについては「まだ詳細をつめなくてはならない」とコメント。加えてクラブ史上2番目となるナビル・ベンタレブについても、シュナイダー氏は移籍の言葉を口にしており、現在は復帰を目指しリハビリ中だが、その後はすでに構想外のイェフヘン・コノプリャンカやハムザ・メンディルと共にチームを後にすることになるかもしれない。
一方でシャルケでは今夏すでにエヴァートンからケニーを獲得、それにシュトゥットガルトからカバクも続くと見られ、さらにフォルトゥナ・デュッセルドルフからベニート・ラマンの獲得を目指しているところだ。そして先日は母国のメディアにそのラマンが「シャルケでメディカルチェック」の言葉を使うなど所属先へプレッシャーをかける発言も行なっていたが、その実現については「それは先方に聞いてくれ」とシュナイダー氏。まだクラブ間での合意には達してはいない。
シュナイダー氏が語るワグナー監督招聘の理由と、レシュケTDの役割
また来季より指揮をとるダヴィド・ワグナー新監督について、シュナイダー氏は「ダヴィド・ワグナー氏は、前に向かったサッカーを展開する人物。それに彼はオープンなスタイルをもち、選手たちの心に訴えかけることができる人物だ」と評価。さらに「これまで、彼は常にチームをうまくまとめあげ、そして選手を成長へと導いてきている」と言葉を続けた。
さらにレシュケTDについては、「テクニカルディレクターだけにおさまるわけではない」との考えをし消している、ブンデスリーガで40年間に渡り務め、「誰よりも」この世界に精通している上に、海外からの選手獲得面における手腕を「見事だ」と改めて評している。