2021/07/21
シャルケ、GKマルティン・フライスルを獲得
FCシャルケ04は水曜正午、マルティン・フライスルを獲得したことを発表した。オランダ1部ADOデン・ハーグとの契約を満了していたオーストリア人GKの獲得について、シュレーダーSDは「ここ数日の出来事により、ゴールキーパーのポジションでは早急に対応をしていく必要があった」とコメント。正GKラルフ・フェアマンのコロナ感染により、金曜の開幕戦ではバックアップのランガーが先発する見込みだ。
そこで白羽の矢が立ったのが、ザントハウゼン時代にブンデス2部45試合に出場した経験をもつ、マルティン・フライスルだ。「マルティン・フライスルは今回の話に非常に高いモチベーションを示しており、ADOデン・ハーグ加入後はエールディビジにて非常に良い後半戦を過ごしていた。ランガーとフェアマンにとって、強力かつ野心的なライバルだと思っているよ」とシュレーダーSD。
2019年に加入して以来、守護神としてザントハウゼンのゴールを守り続けてきたオーストリア人GKだったが、昨季13節キール戦にてロッカルームで騒動を起こしたことを理由に、マハマイアー会長が「懲戒処分を下す」と明言。具体的には明かされることはなかったのだが、続くハンブルク戦では先発から外れ、昨年末に2022年まで残されていたが「両者合意の上」で解消されていた。
それからここ半年間はADOデン・ハーグにて、リーグ戦15試合にプレーしていたフライスルは、「ハンブルクとの開幕戦までの短い時間で、チームのことや流れをできる限り理解していき、不測の事態にもしっかりと備えていきたいと思う」と述べ、「ケーニヒスブラウでの生活を楽しみにしているよ」と意気込みをみせている。