2022/10/27

シュレーダーSDがシャルケに残した功績と課題

©️picture alliance / Guido Kirchner

 5連敗でリーグ戦最下位、さらにドイツ杯では2回戦で、TSGホッフェンハイムに大量失点を喫し敗退、また最終的には木曜に合意が発表されたトーマス・ライス監督の招聘も時間がかかり、そして今回はルーヴェン・シュレーダーSDの退任が発表されている。これがブンデス復帰から半年も経たない、FCシャルケ04がここまで経験してきた流れだ。

 クラブのプレスリリースではシュレーダーSD時代を改めて振り仮り、称賛の言葉を惜しまない姿をみせていることは、あまりに当然のことだと言えるあろう。2021年に僅かな資金を元手に、シュレーダーSDはその大きなエネルギーをもって、明らかにボロボロだったチームを一新させ、そして見事ブンデスリーガ復帰へと導いたのである。

 ただこの夏に関してはシュレーダーSDの判断にも翳りが見え始めていた。厳しい経済状況の中で監督、GK、点取屋の獲得を目指したものの判断に誤りが見受けられており、これからシャルケはそれをシュレーダーSD抜きで、改革に向けてエネルギーを注ぎこまなくてはならない。クラブ側には引き続き財政面でリスクを負う覚悟はまだなく、いかにバランスをとっていくかが今後問われていくことになる。

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