2023/01/11

ウニオン、スカルケは残留の流れ。ベッカーも「残る」

©️FC Schalke 04

 昨夏にブンデス2部ダルムシュタットからウニオン・ベルリンに加入したティム・スカルケにとって、後半戦でさらなる出場機会を望む気持ちは明白だ。今季ここまでブンデス1部3試合、49分間のみの出場にとどまっており、実際にFCシャルケ04が2024年までのレンタルにて獲得することを視野に入れていたようだ。ただkickerが得た情報によれば同選手との契約を2024年まで残すウニオンとの交渉で合意には至っておらず、実現の可能性は厳しい模様。ただウアス・フィッシャー監督はここのところ好んで起用する3バックではなく4バックを練習しており、そこで26才の快速選手はアシストをマークするなど今後の出場機会の増加をうかがわせる活躍をみせているところだ。

 一方でウニオンでは今季のトップスコアラー(7得点4アシスト)である、シェラルド・ベッカーについての関心が寄せられているところ。果たして27才のアタッカーは今冬にもクラブを後にする可能性があるのか?このことについて同選手はメディアとの質疑応答で、「ここと契約を結んでいるし残留する」とコメント。当然ながら「何が起こるかはわからない。でも僕はウニオンに集中している。そしてこのまま残留となればウニオンのために常に全力を尽くすのみだ」と述べており、それは実際に冬季合宿中にも「とても熱心に取り組んでいるね」とフィッシャー監督自身も感じるところ。移籍初期段階では負傷などに悩まされ「浮き沈みの激しさがあった。特にメンタル的に。でもそこでみんながサポートしてくれたんだ。感謝しているよ」と現在の好調に至ったその経緯について強調した。

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