シャルケ、ラッツァとカミンスキが今週も離脱

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　ダニー・ラッツァの苦難は２０２３年となっても終わらない。２０２１年夏に１.ＦＳＶマインツ０５から２部降格を喫した直後のＦＣシャルケ０４に移籍、即座にキャプテンにも就任したベテランＭＦだったのだが、それ以降は様々な理由で、様々な期間に渡って幾度となく離脱。今回はクラブ側の発表によれば、膝の炎症を抱えているという。そのため金曜のヴォルフスブルク戦では、バランタを底のボランチに配置し、クラールとクラウスをＣＭＦとして並べた中盤の布陣で臨むことだろう。アザモア有資格部門担当は「決して急がせることはしない」との考えを強調した。

　またマルチン・カミンスキについては、１週間前に行われたブンデス４部相当に属するセカンドチームの一員として参加するも、その後は体調不良のために離脱しており「今週は大事をとった方がいい」とアザモア氏。セップ・ファン・デン・ベルフも回復をみせているが、たが今冬にはモリッツ・イェンツがカミンスキから左側のＣＢを受け継いでおり、吉田麻也とのコンビでここ２試合での無失点に貢献。ケルン戦ではマン・オブ・ザ・マッチにも選出されており、とりわけテュラムの絶好機を阻んだ場面で輝きを解き放っていた。