シャルケ：吉田麻也が順調に回復、「強烈な２トップ」誇るブレーメン戦で復帰か

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　FCシャルケ０４では吉田麻也が、週末のヴェルダー・ブレーメン戦から復帰する可能性が浮上してきた。特にその経験値と落ち着いたディフェンス力から、ブンデス残留に望みをかけるシャルケにとって、非常に重要な存在となる可能性がある選手であり、この１週間は再びチームとともにトレーニングを行えたことで、復帰の可能性は非常に高まったといえるだろう。トーマス・ライス監督は「彼に関しては良い感じに見えるね。でも我々としては最終調整でしっかりと見極めていかなくてはならないよ。いかなるリスクがあるのかをね」と強調。

　ただそれでも「ブレーメンには非常に危険なストライカーが２人も存在する。だがそれだけに集中するわけにもいかない」と述べているように、４バックに吉田の経験値を紙することは非常に重要なことだ。共に昨シーズンにブンデス２部から昇格を果たした両者だが、ブレーメンではドイツ代表への飛躍を遂げたニクラス・フュルクルークのみならず、最近ではマルヴィン・ドゥクシュも後半戦だけでブンデス最多得点をマークする目覚ましい活躍を披露しているところだ。なおシャルケではFWセバスチャン・ポルターが１月に負った十字靭帯損傷以来初となるメンバー復帰の可能性があり、また前節出場停止だったトム・クラウスも戦列に戻る。

ドゥクシュ復調もフュルクルークは欠場

　　その一方でブレーメンではマルヴィン・ドゥクシュがニクラス・シュミットとともに、水曜からの体調不良のために木曜日の練習で不参加。ニクラス・フュルクルークもすでに２試合欠場している膝の問題のためにまだ休養をとっており、この日の会見では「復調の可能性は否定するものではない」と、ヴェルナー監督は自慢の２トップのカムバックに希望をみせたが、その後に実際に最終調整では復帰を果たしたのはドゥクシュのみ。足を負傷していたエレン・ディンクシと共にオプションとなることが期待されるが、フュルクルークの欠場は残念ながら確定している。また守備面では膝蓋腱の損傷で昨秋から離脱中のフェリックス・アグーが欠場、そしてまだ万全ではないアモス・ピーパーとともに、出場が疑問視されているところだ。