シャルケ：ロドリゴ・ザラザルがポルトガル移籍間近、スクリプスキがキールから復帰？

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　前回のブンデス２部から昇格を果たしたヒーローの１人だった、ロドリゴ・ザラザル。過去２年で５５試合に出場し９得点、１３アシスト。とりわけ２部優勝につながる６０mからのロングシュートは記憶に新しいが、しかしながら１年ぶりとなる今回のミッションでは、ＦＣシャルケ０４は同選手抜きで戦うことになった。

　現在ウルグアイ代表は新たな戦いの場をポルトガルで模索しており、すでにスポルティング・ブラガにてメディカルチェックに臨むところ。扁桃腺炎のためにオーストリア合宿参加を急遽とりやめた同選手だったのだが、どうやら木曜日に到着できるまで回復を果たしたようだ。

　先日にヘヒェルマンＳＤはザラザルの去就について、まだ移籍金提示額が納得の数字まで遠いとの見方を示していたものの、今回は６００万ユーロといわれており、これは先日にホッフェンハイムに移籍したマリウス・ビュルターの倍に相当するもの。今後ブレンディ・イドリツィやフロリアン・フリックなどの移籍も控えるとはいえ、この夏シャルケの最高売却金額で間違いはないだろう。

キールからスクリプスキ復帰の可能性？「まだ何も聞いていない」

　その一方でシャルケではブンデス２部ホルスタイン・キールに所属する、スティーヴン・スクリプスキの復帰を模索中であり、同じく２部降格を喫したヘルタからも関心が寄せられる、昨季２部１５得点９アシストをマークした３０歳の攻撃的ＭＦについて、キールのラップ監督はキッカーに「最悪の場合は高額な移籍金額で売却することになるだろうが、ただ現時点では特にクラブ側からはなにも聞いていないよ」と語った。

フライブルクのテンペルマン巡り、ニュルンベルクと争奪戦

　FCシャルケ04ではSCフライブルクからリノ・テンペルマン獲得に強い興味を示している。24歳の守備的なミッドフィルダーはここ2年間、1.FCニュルンベルクにレンタル移籍し、ブンデス2部66試合に出場して6ゴールを挙げる活躍で注目を集めたところ。現在中盤の豊胸を模索中のシャルケの求める選手像に完璧にフィットするとみられ、ニュルンベルクも残留を目指すだろうがパワーバランスからみてシャルケが優位に立っているかもしれない。

シャルケIIが補強

そんな中でセカンドチームではジミー・カパロスが復帰。これからFCシャルケ04のU23でプレーすることになる。昨夏にフリーでオランダのPECズヴォレに移籍していた21歳について、「ポリバレントに起用可能な選手で、まだ21歳という若く大きな伸び代をもっている」とマティアス・ショーバー氏はクラブ公式で述べている。