2023/07/26

昨季CL出場のウニオンから、2部降格シャルケがCBバウムガルトル獲得。ギーセルマンも?

©︎IMAGO/Sportfoto Rudel

 既報通りティモ・バウムガルトルがFCシャルケ04に移籍することが発表された。VfBシュトゥットガルト(2011〜19)、PSVアイントホーフェンで2年、そしてウニオン・ベルリンではレンタルで2年間在籍した27歳のセンターバックは、新天地とは2025年夏までの契約を締結。なおPSVとはまだ1年の契約が残されていたが、契約に関する詳細は特に明かされていない。特にシャルケでは先日にレオ・グライムルの長期離脱が明らかとなり、センターバックの補強が急務となっていた。

 「ティモが対人戦でも空中戦でも長けており、ポゼッションにうまさのある選手。若手にはその経験を、そして守備面では落ち着きをチームにもたらしてくれることだろう」と、トーマス・ライス監督はコメント。一方でバウムガルトルは、「クラブ首脳陣からは今後の目標達成のために、僕がどのようにして役割を果たしていけるかを明示してもらった」と決断の理由について説明している。

 なお昨季まで在籍したウニオンとのレンタル契約には買取オプションが付随していたものの、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場権を手にした同クラブはその行使を見送り。特にそのシーズンの開幕前に精巣がんと診断され、大きく出遅れる結果となったこともバウムガルトルにとっては不利に働いた。そこからの再起をはかるべく、かつてシュトゥットガルト時代に2部29試合に出場してブンデス復帰を果たしたときの輝きを取り戻したいところだ。

シャルケ、ウニオンから左SBギーセルマンも?

 さらに左サイドバックにおいてもシャルケは、昨季ブンデスリーガ34試合のうち26試合に出場したニコ・ギーセルマンに関心を示していると地元紙デア・ヴェステンが報道。キッカーが得た情報によると英国2部イプスウィッチ・タウンとFCワトフォードが獲得に興味を示し、特にワトフォードのイズマエル監督はハノーファーII時代に指導を受けた背景もあるのだが、選手自身はドイツ残留を希望しているようだ。

 

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