2023/08/01
クラブも代表もドイツからトルコへ、アイディンがシャルケからトラブゾンスポル移籍

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2014年夏のボルシア・メンヒェングラードバッハからFCシャルケ04に加入し、2017年からはドイツユース代表として出場。2019年にはU17欧州選手権に出場し、2020/21シーズンには2025年までのプロ契約を締結した、メフメト・アイディン。しかしながらトップチームの壁は厚くブレイクのきっかけが掴めないまま21歳を迎えた今年はじめ、アイディンは代表の選択をトルコとし、3月28日のクロアチア戦にて初招集。そして今回は代表のみならずクラブシーンにおいても、ドイツのシャルケからトルコのトラブゾンスポルへと、移籍する決断を下している。シャルケのへヒェルマンSDは「若くプロとしてできる限り多くの実践経験を積んでいくべきであり、昨季の分析と今季の見通しからレンタルが双方にとって正しい判断だという結論に至った」と説明。
さらにシャルケでは1.FCニュルンベルクにレンタル移籍していた、フロリアン・フリックも完全移籍でクラブを後にすることを明らかにしている。この半年間はニュルンベルクの中盤を支えるも5月末に中足骨を骨折した同選手は、この夏にシャルケの中盤における補強(シャレンベルク、セグイン、テンペルマン)とニュルンベルクにおける自身の立場を比較し復帰は現実的な選択肢ではなく、へヒェルマンSDも「この半年ってプレーし一回り大きく成長した。ただうちのCMFの争いは激しいために一緒に答えを探したよ。彼はシャルケの全ての人にとって大切な存在であり、これからもニュルンベルクでの多幸を祈っている」とコメント。同選手は「ここ数ヶ月はこのクラブをどれほど思っているか強調してきた。だからぜひ残留したいと思ったし、いまはとにかく回復をはたしたいと思う」と語った。なお移籍金額はキッカーが得た情報によると、50万ユーロ前後。