2023/08/06

キール:開幕戦決勝弾アシストの町野修斗が、今度は決勝点となるPKを決めて連勝

©︎IMAGO/Andreas Gora

 ブンデス2部第2節ホルスタイン・キールvsグロイター・フュルト戦では、初戦パダーボルン戦で5−0と大勝し首位で乗り込んだフュルトが同じ布陣で臨んだのに対し、前節ブラウンシュヴァイク戦では40分近く数的有利となりながらロスタイム弾でかろうじて勝利した、キールが前線でシマカラとスクリプスキを、さらに3バックのうち2選手(エラス(筋肉系の問題)とヨハンソン(膝))がシュルツとコメンダに代わり起用した。

 それが功を奏したか順調な立ち上がりをみせたキールは、まず右サイドのシュテルナーがオープニングショット。さらに19分にコメンダがダイレクトボレーでポストを叩くと、それまで慎重に試合に入ってたフュルトを刺激してより積極的に対抗。積極的なプレスは、特に中盤のワグナーとグリーンが有効的で、キールの素早いカウンターを封じ込める。ただ開幕戦とは異なりゴール運には見放され、レンペルレ(22分)とグリーン(35分)はポストに嫌われ、コーナーからジープも惜しい場面(29分)が続くなど無得点でハーフタイムに。

 後半立ち上がりからは再びキールが攻勢をかけ、町野修斗が52分と59分にシュートチャンスを手にしたりするも、決め手にかけてなかなかゴールを決められず、そんな中で負の連鎖からPA手前に入ったボールをGKデフネがスライディングでクリアを試みたが、それがまさに相手FWホルゴタの足元へ。それを40メートルの距離からベテランストライカーは落ちついて、無人のゴールに沈めて不意にフュルトがリードを奪う(63分)。

 だが67分に投入したホルトビーとシマカラが、この試合の流れを変えていく。投入からわずか1分後にホルトビーから、左サイドのローテがボールを受け、そのから供給された鋭いバスにフリーとなったシュテルナーが同点ゴール。その3分後に今度はシマカラから絶妙なタイミングでボールが供給された町野修斗が、ペナルティエリア内でウルビヒに倒されてPK。これを自らしっかりと沈めて2−1。町野はこれで開幕戦の決勝弾のアシスト含む、2試合で1得点2アシスト(うち1つはPK獲得)となった。

 それからフュルトは再び攻勢をかけてくるも、なかなかこの試合での精度は上がることなく、クロスは不安定でゴールは枠内と捉えきれず、そのまま試合終了。ホルスタイン・キールは2連勝を飾り、ブンデス2部2位浮上を果たすことに。なお次戦はドイツ杯初戦で、この勢いに乗りたいキールはブンデス4部相当のギュテルスローとアウェイ戦。いっぽうでパダーボルン戦での開幕戦での大勝劇を思い起こすような後半立ち上がりをみせるも失速したフュルトは、ブンデス3部晴シャーとのアウェイ戦が控えている。

デュッセルドルフはドロー、シャルケは快勝

 なお勝利をおさめたヘルタとの開幕戦に続いて、田中碧とアペルカンプ真大がフル出場したブンデス2部、ザンクトパウリとの第2節はスコアレスドロー。なお前節終盤から出場した内野貴史は、ベンチ入りするも今回は出場機会はなかった。また上月壮一郎がベンチ入りするも同じく出場機会のなかった、シャルケがカイザースラウテルンに2人退場者が出たこともあり3−0で勝利。開幕戦でのハンブルクでの敗戦(3−5)の鬱憤を晴らしている。

【2部:キール2−1(0−0)フュルト】得点:ホルゴタ(63分)、シュテルナー(68分、ローテ)、町野修斗(71分PK)

ホルスタイン・キールの最新ニュース